マリンブログ
- 2016/8/5
- サンゴの白化現象と・・・
今日のダイビングは中の瀬西へ行きました。
7月上旬に台風1号の影響で海が荒れて以来、凪の日が続いており、海水温は浅い所では30℃を超えています。
暖かいと言うか暑い位ですが、おかげでサンゴは所々白化してきています。
写真で一部白くなっている所が白化している箇所です。(前回も白化現象の話でしたが・・・)
白化現象は、サンゴが体内に共生させている褐虫藻という藻類を放出することで起こりますが、要因は水温上昇等の環境ストレスとの事です。
褐虫藻を放出したサンゴは白くなりますが生きており、環境ストレスが解消されればまた褐虫藻が戻り健全な状態になります。
しかし、長く褐虫藻が戻らないとそのまま死んでしまいます。
台風等で海が時化ると、浅い所の暖かい水と深い所の冷たい水が混ざり、結果浅い所の水温が下がります。
あまり来てほしくない台風も、たまには必要なんですね。でも被害が出ない弱いのでいいんですけど・・(笑)
そう思いながら泳いでいると、オオモンカエルアンコウ発見!
知らない方にはただの黒い塊のようにも見えるかもしれませんが、よく見ると青い目もはっきり分かり、目の前の小さな魚をねらっています。
食事の邪魔をしないよう1枚だけ撮影してきました。
体長は25cm位あり、けっこう大きい個体でちょっと興奮。やっぱり海はいいな~